冬でもパソコンの取り扱いには注意しましょう!

 

パソコンは熱に弱いため、熱い時期には気を付けるように言われることは多くても

まさか寒い冬まで気を付けなくてはいけないなんて…と肩を落とされる方も多いかもしれません。

でも、少し気を付けるだけでパソコンの寿命も変わってきますので

冬の対策、確認してみてください!

パソコンの温度に注意

パソコンは高温に弱いと認識している方は多いと思いますが、実は気を付けるのは熱だけではないんです!

冬に気を付けたいのは、“結露”です。

寒い冬の日にベランダの窓をみると水滴がついていることはありませんか?それが結露です。

その水滴がパソコン内部で起きてしまう可能性のある行動があります。

窓の結露のメカニズムをご存じの方なら、すぐに想像つくかと思いますが

原因は“温度差”です!

暑さから守る際に、直接日が入らないところや熱くないところに保管するようにしているかと思いますが

簡単に言い換えると温度の低いところに置いているということになります。

その暑さから守ったパソコンを温かい暖房のきいた部屋に持ちこむと、急激な温度変化により結露が発生する可能性があります。

窓ほどはっきり水滴はなくとも、水分が内部で発生してしまった場合

ショートしてしまい、パソコンの故障に繋がります。

冬場にパソコンを使用する際には、温度差がないように中間地点で少し温度を慣れさせたり、

部屋の温度を一定にするなどしたほうが思わぬアクシデントに見舞われずに済むかもしれません。

 

また、冬場でも高温には気を付けなければいけません。

高温の場所、ストーブの近くは特に注意です。夏場の暑さよりもさらに高い温度になるために熱暴走を起こしてしまう可能性があります。

熱が直接当たらないように工夫したり、ストーブの近くでは使用しないようにしてください。

こたつはストーブより温度が低いですが、顔と手だけこたつから出してパソコンをカチカチ…

動画を見て真冬ライフを満喫!と、気持ちはわかるのですが、これも注意が必要です。

直接高温が当たるわけではありませんが、こたつの温度とカーペットによりパソコンの中の熱が逃げられなくなり

熱がこもってしまう状態になります。そうすると、やはり熱暴走を起こし故障に繋がります。

寝ころびながらのパソコンは、すごく魅力的かと思いますが使用する環境には十分に気を付けてください。

 

静電気は天敵

冬の時期に嫌なことといえば、寒さと感想と静電気です。この静電気は人間だけでなくパソコンにとっても天敵なんです。

触るとパチンと音がして、電流が稲妻のように走る!というわけではないのですが、問題は電圧です。

静電気の時に起きる電圧は、雷が落ちた衝撃ほど強いと言われています。

そんな電圧がパソコンにかかったら、パソコンはもう一撃です。

静電気による故障は、メインボードが再起不能になってしまうことが多いので、修理ができないパターンが多いです。

少し前まで使用していてちょっと席を外してもう一度パソコンに手を触れた瞬間『パチン』。

作っていたデータもすべて台無しです。

そういったことにならないように、パソコンに触る前には静電気除去をしましょう。

近くにある金属に触ってからパソコンに触れるようにしたり、静電気を除去するグッツもありますから

そういったもので対策するのもいいと思います。

 

 

最後に

夏場に比べて気を付けることが少なく、環境の問題が故障に繋がることがわかりますでしょうか。

急激な温度変化とストーブなどの高温や静電気。

どれも少し気を付けるだけで対処できることではないかなと思います。

ちなみに、ちょっとした小話ですが、

静電気はニットなど帯電性のある服をきていたり、ストレスがすごくたまっていると起こりやすいようです。

そんなことも覚えていたら冬のパソコン環境対策には役立つかもしれませんね。