実はスマホ充電も危険!ウイルスは外部からも侵入します。

 

知らないメールは開かない、添付されているファイル等はクリックしないなど

ウイルスに感染しないための基本的な方法はみなさんご存じかと思います。

ただ、感染ルートはUSBメモリーやCD-Rなど外付け機器からということもあります。

外付けの機器からの対策法としては、『知らないUSBは使わない』ことです。

例えば不特定多数が使用するUSBをみんなで使用し、そのうちの1人のPCには実はウイルスが…

ウイルスPCを使用している人の後にUSBを使用し、データをダウンロードした場合には

そのあと使用した人のPCは感染します。

もちろん、会社などであればウイルスバスターなどを入れて防御しているかと思いますが、

USBの中にいるウイルスは住処はPCではないため、PC本体でウイルスを防御できたとしても

USBにはまだ存命しているということです。

自分のPCをウイルスの温床にしないためにも、普段使用しないUSBをむやみやたらに使用するのは避けましょう。

そして、このご時世一番多いのが漫画喫茶などでのUSB使用です。

何か作業をしたいが、家のPCを持ち出すことができない。そうなったときに、一番に思いつくのは漫画喫茶かと思います。

ドリンクも飲み放題でかつTVも見れてゲームもできる、そしてOfficeが入っていることが多いため

自分の作業用のUSBをさして、作業をされる方もいるかと思います。

基本的に、漫画喫茶では自分より前に使用していた方の検索ワードも含め退出後にはすべて削除されるようにはなっています。

ただ、端末自体にウイルスが残っていないのかは定かでないでしょう。

このように不特定多数が使用する場所でのUSBの使用は控えることが大事です。

 

スマホ充電の危険性とは

PCを使用しながらもスマホを充電できて一石二鳥!カフェでもよく見かける状態です。

でも、そのスマホはウイルス感染しないようにしていますか?

正規の場所から音楽や映像はダウンロードしてますか?広告ばかりが流れるゲームは入っていないですか?

スマホを繋いでいるコードは純正や推奨されている商品ですか?

スマホに何かアプリを落とすときには気にしないのに、PCにアプリを落とすときには

「変なアプリじゃないかな?」「ウイルスとか感染した経歴とかないかな」と気にしますよね。

PCに何もなくても、繋ぐスマホに何かあったら対策の意味がありません。

しかし!せっかく充電できるようになっているのにできないなんてもったいないですよね。

そんなときには、『自動接続の禁止』をしましょう。

自動実行の禁止とは

スマホを繋いだ時に、アクセス許可のポップアップが出てくるかと思います。それが出てくるようであればOKです。

そのポップアップが出てこない場合には自動実行の設定になっている可能性がありますので、設定変更をおすすめします。

設定の変更方法に関しては、アンドロイドとiPhoneでは異なってきます。

 

実際に設定確認と変更をしよう!

アンドロイドの場合

まずアンドロイド上ではメディア転送モードとなっている場合には、スマホ上の情報がPCに自動転送される仕組みとなっています。

ただ、初期状態であれば(特になにも設定していない)充電モードになっているかと思います。

ポップアップ内容は、4つの項目があり

・この機器を充電する

・ファイルを転送する

・この機器をMIDIとして使用する

・USBデザリング

となります。

PCにつなぐ際には、一番最初の“この機器を充電する”を選択してください。

また、画像を何枚かPCに落としたいといった一時的に使用したい場合には次に記載のある、“ファイルを転送する”を選択し

データ移行後に“この機器を充電する”に変更してください。

上記はPCに接続した際に出てくるポップアップになりますが、接続せずとも確認する方法をご案内します。

スマホの設定画面からシステムを選択します。その中にある『開発者向けオプション』というものをタップしていただくと、

先ほど説明しましたポップアップと同じ内容が表示されます。

開発者向けオプションがない!?

とくに設定を触らない方だと、基本的には非表示となっていることがあります。

その場合には設定画面の端末情報を開き、“ビルド番号”を数回タップしてください!

何度かタップしてもらうと、『あなたは今開発者になりました』と何とも陽気なポップアップが出ます。

この表示が出たら先にお伝えしていた方法で確認をしてみてください。

iPhoneの場合

iPhoneですと、接続した瞬間にPC画面に現れる率が高いのが“iTunes”ではないでしょうか。

ただ充電したいだけなのに、毎回iTunesに自動接続されてしまう現象はiPhoneユーザーならではかと思います。

かといっても、同期をしたりバックアップを取るときにiTunesは使用している方も多いと思いますので、さすがにアンインストールまではできないですよね。

それであれば、設定をかえてiTunesが勝手にiPhoneの情報を表示しないようにしましょう。

まず、通常通りiPhoneをPCに繋げます。そうしますと、iTunesが顔を出しますね。

そうしましたらiTunesに表示されているiPhoneのマークをクリックしてデバイスの画面に移動します。

移動した先のオプションにて“このiPhoneに接続しているときに自動的に同期”のチェックを外します。これでiTunesはOKです!

そのあとは、PCが反応しないようにしないといけません。

PCの設定画面からiTunesを選択し、環境設定を変更します。

デバイスの画面に進み、“iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない”にチェックを入れて完了です!

これらの作業をすることによって、次回以降勝手にiTunesにつながることが防げます。

iTunes以外にも自動接続される!

iTunesが入っていないPC、例えば社内のPCなどは業務以外のものは基本的に入っていないと思います。

その時にはiTunesは出てきませんよね。

しかし、自動でiPhone内のデータがPCに移動されてしまったら?プライベートな内容がPC上で表示されるわけです。

特に多いのが画像!ピクチャーとして画面上にポップアップされてしまいます。

かわいいペットやきれいな風景が出てくる分にはいいかもしれませんが、

彼氏彼女との2ショットや自撮り写真や若かりし頃の写真などなど自分で楽しむ分にはいいですが、

誰かに公開はしたくない写真が入っていることもあるでしょう。

そんな恥ずかしい思いや嫌な思いをしないために、PC上で表示がされる前に表示していいですか?どんな動作しますか?

と、聞いてもらえるようにしましょう。

方法はシンプルです。設定画面から“自動接続”をクリック。しばらくすると、PCが認識しているデバイスが表示されます。

確認をしてほしいデバイスの下にある選択バーから“毎回動作を確認する”を選びます。

この設定をすると、次回設定したデバイスが接続されたときに、PC右下にポップアップで“選択して、このデバイスに対して行う操作を選んでください”とでt来ます。このポップアップが出てきたらクリックして操作を選択してください。

また、iPhoneであればiPhone上にポップアップで接続を許可するかしないかと出てきますのでiPhoneで操作を選択しても大丈夫です。

 

今すぐできる対策方法

スマホやタブレットにも使えるセキュリティソフト・アプリを入れる

スマホやタブレットでもmsが使用でき、かつPCと相違ない動作ができるようになっている今だからこそ

セキュリティソフトやアプリで自分の情報や友人や会社、顧客情報を守る必要があります。

選び方としては、金額で選ぶ・機能で選ぶという選択肢と、ご自身の使用している携帯会社のオプションプランを確認し、

セキュリティ対策があれば参加するという方法があります。

一番手早くかつ簡単にセキュリティソフトやアプリを入れれるのは最後にあげた携帯会社のオプションプランになるかとは思いますが、

ご自身で強化したいところがある、オプションプランと比べて安いのがあるという場合には気に入るものをつけるのも手かと思います。

 

セキュリティソフトの自動チェック機能を常にオン

セキュリティソフトは基本的に常にオンが基本です。オンにしていることによって、USBメモリの中まで定期的にウイルススキャンをすることができます。

これがオフの状態で手動でチェックを行うと、ウイルスが侵入していると気づいたときには時すでに遅し…なんてこともあります。

ウイルスの進行を未然に防ぐためにもセキュリティソフトは常に起動させておくようにしましょう。

 

定期的なソフトウェア更新

使用しているPCは常に最新化にしておくこと、これもウイルスからPCを守る手の1つです。

状況変化に柔軟に対応し、その時々の対策方法をアップデート版として配信している中で

過去のバージョンのままでは、防ぎきることができない穴が増えていき

その穴が増えれば増えるほど軌道修正をかけることが難しくなり

いざアップデートをかけたところで、すでにウイルスが進行しているということも考えられるからです。

もちろん、セキュリティソフトも動いてはいますが古いバージョンのまま動いている状況ですので、

インストールした当初や最後のアップデートの時には確認できなかったウイルスが

修正版が出たころに発生している可能性がまずあります。そのウイルスは古いバージョンでは除去できません。

常に新しい状態にしておくことで、しっかりとウイルス対策ができるというわけです。

 

まとめ

今まで言われ続けてきた、知らないアドレスからのメールを開かないことや添付されているファイルにはウイルスの危険性があるのはもちろんですが

周辺機器からもウイルスが入り込む可能性があることをお分かりいただけましたでしょうか。

「わたしのPCは大丈夫」と思っている方もいるかもしれませんが、どこでウイルスが入り込んでくるか予測がつけきれないのが現状です。

あまりにも考えすぎる必要はありませんが、簡単に始められるウイルス対策をして未然に防げるようにしましょう。

自分のPCを守ることは、そのPCに入っている友人や大切な思い出を守ることに繋がります。

たまにはカフェでお仕事!漫画喫茶で息抜きしながらデータでも作ろうかな!

ウイルスが入り込む隙があるとはいえ、すべてがすべて禁止ではありません。対策ひとつで使うものひとつで安心してご利用いただけるのです。

ぜひ、これを気にウイルス対策をについて考えてみてはいかがでしょうか。