初心者でもすぐできる!ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせる方法!

 

 

ノートパソコンのすべてのモデルには、バッテリーが搭載されています。

バッテリーが付いているおかげでコンセントのない場所でも使うことができ、その利便性の高さがノートパソコンの最大の魅力ですが、使い方が悪いとバッテリーの劣化を早め、すぐに寿命がきてしまいます😢😢 

そこで初心者でも簡単にできる、バッテリーを長持ちさせるためのコツを調べました!

 

バッテリーの寿命はどれぐらい?

バッテリーは、充電(電気をためる)と放電(電気を使う)を繰り返すことで、徐々に劣化していきます。

購入当初はフル充電すれば4~5時間使えていたのが、1時間も持たないようになり、いくら充電しても100%にならない…そんな場合はバッテリーの寿命が考えられます。

ノートパソコンのバッテリーは、充電できる回数が約500回と言われています。

充電回数が500回を超えると、バッテリー容量は製造当初の半分ほどになり、駆動時間がどんどん短くなっていきます。

 

電池残量ゼロからの充電がいいって本当?

電化製品のバッテリーは、電池残量を使い切ってから充電したほうがバッテリーの持ちが良くなる、そんな話をたまに聞きますが、本当なのでしょうか?

これは、完全に間違っているわけではありませんが、信じない方がいいです。

どういうことなのか説明しますと…

 

2種類のバッテリー

ノートパソコンのバッテリーには、「リチウム(イオン)バッテリー」と「ニッケル水素バッテリー」があります。

最近のモデルのほとんどは、軽くて利便性の高いリチウムバッテリーを使用していますが、低価格ノートパソコンにはコストが安いニッケル水素バッテリーが使われていることがあります。

 

適した充電方法が異なる

2つのバッテリーにはそれぞれ違った特徴があり、電池残量を使い切ってからの充電が好ましいとされるのは、ニッケル水素バッテリーに限った話です。

0%になるまで使い切り、100%フル充電するサイクルで使うことで寿命が長持ちすると、メーカーが推奨しています!

しかし、リチウムバッテリーでは、電池残量が0%→100%になるような深い充電を繰り返すと、劣化を早めてしまいます。

また、100%フル充電してから使うより、充電するときは電池残量80%ほどにとどめて使った電気量分を補う、「継ぎ足し充電」をするほうが、寿命が長くなると言われています。

 

初心者もすぐできるバッテリーを長持ちさせる6つの方法

ノートパソコンの部品の中でも、バッテリーは消耗が早いパーツの1つです。

バッテリー交換となると1~3万円はかかりますので、できれば長持ちさせたいものです。バッテリーの劣化は充電回数や時間によって進行に個人差がありますが、使い方次第では寿命を延ばすことができます。

初心者もすぐできる、バッテリーを長持ちさせる方法をまとめました。

ちなみに、ほとんどのスマホがリチウムバッテリーを使用しています!

ここで紹介する方法は、スマホのバッテリーを長持ちさせる方法としても活用できます。

 

 

1.充電しながらパソコン作業をしない

充放電を同時に行うと、バッテリーに大きな負荷がかかります。

デスクトップ型と同じ感覚で、コンセントを差し込んだままパソコンを使っていると、バッテリーの劣化を早めてしまいます。

充電中はパソコンを使わない、パソコンを使うときは充電しない。

メリハリのある使い方で、バッテリーの寿命を長持ちさせることができます。

 

2. 電池残量は30%~80%に!

バッテリーを良好な状態で使い続けるには、電池残量を常に30%から80%に保つような使い方が理想です。

電池残量があるうちに充電を始めて、充電が満タンになる前にコンセントを抜くことを意識するだけで、バッテリーの持ちは違ってきます。

 

3.ACアダプターを差し込んだままにしない

常にACアダプターを差したまま、充電ランプがつきっ放し、そんな使い方はしていませんか?フル充電状態を維持するような使い方は、バッテリーの寿命を早めてしまいます。

充電しないときは、ACアダプターを抜くようにしてください。

 

4.フル充電のまま長期保管しない

バッテリーには経年劣化があり、使わなくてもひとりでに劣化が進みます。

とくにフル充電での長期保管はバッテリーの劣化を早めます。市販されている電化製品が購入時にフル充電されていないのもこのためです。

しばらくパソコンを使わない場合は、電池残量50%を目安に保管してください。

 

5.熱に注意する

熱はバッテリーの劣化を加速させます。

ノートパソコンの保管は、風通しの良い涼しい場所を選ぶようにしてください。

くれぐれも、炎天下の車内に置き放しにするようなことはしてはいけません。

 

6.消費電力を抑える

バッテリーにかかる負荷を減らすには、消費電力を減らすことです。モニターの明るさを調節する、使用していないソフトは閉じる、無線LANを使わないときは切るなど、消費電力を抑える工夫が必要です。

最近は、USBから給電するアクセサリがたくさんありますが、中には電力消費が大きいものもあります。

バッテリーの負担を考えると、USBアクセサリの多用はあまりおすすめできません。

最後に

バッテリーは消耗品です。どんなに気を付けて使っていても、必ず劣化は起こります。

これは仕方のないことなので、あまり神経質になり過ぎるのも良くないと思います。

バッテリーを長持ちさせるポイントは、初心者でも簡単にできることが多いので、普段から少し意識して、バッテリーを長持ちさせる上手な使い方をしてもらえたらと思います!!