モバイルバッテリー発火の原因と対処法

 

 

私たちは生活の中でさまざまなデジタルツールを使用しています。

パソコンはもちろんのこと、スマートフォンやタブレットなど、あらゆるデジタル端末・ネット端末が欠かせない存在となっています。

スマートフォンやタブレットなどは外でも使用できるようにバッテリーが内蔵されていますが、長時間にわたって使用を続けた場合、バッテリーが不足してしまうことがあるでしょう。

そこでバッテリー不足に備えて、外部電源としてモバイルバッテリーが役に立ちます。

デジタルツールの外部電源として便利なモバイルバッテリーですが、発熱や発火といったトラブルも報告されているため、不安に感じている方がいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、モバイルバッテリーの安全性や発火の原因、対処方法についてご紹介します。

 

モバイルバッテリーの構造について

安全性を紹介する前にモバイルバッテリーの構造について確認していきましょう!

今日では、さまざまなタイプのモバイルバッテリーが市販されていますが、基本的な構造はほとんど共通しています。

モバイルバッテリーの内部構造は、電気を入力する充電部と内部電池、そしてスマートフォンなどの機器へと出力する給電部の3つに分かれています。

その中でもモバイルバッテリーの性能、つまり容量を決める重要な部分が内部電池です。

現在市販されているモバイルバッテリーのほとんどが、大容量でありながら繰り返しの使用にも耐えられるリチウムイオンバッテリーが搭載されています。

 

モバイルバッテリーが発火する理由は?

” alt=”” aria-hidden=”true” />モバイルバッテリーが発火する理由は?

 

ノートパソコンから発火する事故が国内外で発生し、数百万台のノートパソコンがリコールされるというトラブルが起きています。

一体、モバイルバッテリーが発火してしまう理由とは何でしょうか?

 

上記の通り、モバイルバッテリーの構造自体はそれほど複雑なものではありませんが、実際に起こった発火トラブルを確認してみると、発火の原因はさまざまです。

ここでは、モバイルバッテリーが発火する原因として、代表的なものをご紹介します。

 

モバイルバッテリーの扱い方

モバイルバッテリーが発火する原因として、モバイルバッテリーの扱い方が原因の可能性があることを知っておきましょう!

 

モバイルバッテリーは頑丈そうに見えますが、衝撃に弱いといった特徴があるため、乱暴に扱ったり、落として衝撃を与えたりすることで発火してしまうことがあります。

また、カバンの中で他の荷物と衝突することも発火の原因となります。

バッテリーを乱雑に扱うことでバッテリーそのものがダメージを受けたり、保護回路の故障を招いたりして、最終的には発火に至る可能性もあります。

モバイルバッテリーの充電中や給電中にダメージを与えることは論外ですが、使用していないときの衝撃により故障して、気付かないまま充電や給電を開始したことで発火を引き起こしてしまったというケースも確認されています。

 

製造上の不備

モバイルバッテリーの発火は、使用上の問題で発生するケース以外にも、製造上・設計上の不備や不具合で起きてしまうケースも少なくありません。

具体的には、製造の過程で内部に異物が混入し、異常な圧力が加わり回路をショートさせてしまうことや、根本的な設計ミスにより内部のバッテリーがゆがんで、異常な発熱が起こり、発火へとつながってしまことがあります。

 

保護回路の故障

現在、モバイルバッテリーの内部電池の主流となっているリチウムイオンバッテリーは、温度変化には強くありません。

通常は0~40℃の範囲での使用が推奨されており、それ以上に温度が上がると故障や発火を招く原因となってしまいます。

そこで、内部電池が耐えることのできない温度に達した場合、充電や給電をストップすることで、それ以上の温度上昇を防ぐための保護回路というものが存在します。

この保護回路の故障や不具合により、モバイルバッテリーの温度がどんどん上昇し、結果として発火を招いてしまうというケースもあります。

 

続いて、モバイルバッテリーの発火事故を防ぐ方法についても確認していきましょう。

 

モバイルバッテリーをできるだけ丁寧に扱う

まず、自分でできる対策としては、モバイルバッテリーをできるだけ丁寧に扱うことです。

モバイルバッテリーは、大きなエネルギーを蓄えた精密機械です。

落とすなどの衝撃を与えることはもちろん、ポケットの中に入れるなど、圧力がかかる状態での使用や持ち運びもできる限り避けることをおすすめします。

万が一、モバイルバッテリーに強い衝撃を与えてしまった場合は、使用を中止して、慎重に様子を見るようにしましょう。

 

高温や低温環境での使用を避ける

モバイルバッテリーで採用されているリチウムイオンバッテリーは、高温や低温に弱いという性質を持っています。

そのため、温度の上がりやすい車内に放置することは厳禁です。また、温度が0℃を切るような環境での充電や給電も避けるようにしましょう。

モバイルバッテリーの経年劣化や変形に注意

モバイルバッテリーの経年劣化にも注意が必要です。モバイルバッテリーの寿命は以前に比べて長くなっていますが、モバイルバッテリーは充電・給電を繰り返すことで劣化していきます。

経年劣化したモバイルバッテリーの使用を続けることで、異常な発熱や発火を引き起こす可能性があります。

何年も使用しているモバイルバッテリーが、いつもより充電に時間がかかってしまったり、使用中に異常な発熱が確認できたりした場合は、使用を中止することをおすすめします。

 

モバイルバッテリー本体の膨らみが確認できた場合は使用を中止

モバイルバッテリー本体の膨らみは、熱が原因の可能性があります。

そのまま使用を続けることで発火してしまう危険性があるため、モバイルバッテリー本体の膨らみが確認できた場合は、使用を中止するようにしましょう。

モバイルバッテリーが発火した場合の対処方法

万が一モバイルバッテリーが発火してしまった場合、火花が飛び散っている間は近寄らないようにしましょう。

火花が収まった段階で、消化器や大量の水で消化します。なお、発火が強い場合は、早急に119番通報するようにしましょう。

おわりに

今回は、モバイルバッテリーが発火する原因や対処方法についてご紹介しました。

モバイルバッテリーは大変便利なツールです。今後、デジタルツールが普及するにつれて、モバイルバッテリーを使用する機会が多くなることが予想されます。

モバイルバッテリーを購入する際は、信頼できる製造元の製品を選ぶことをおすすめします。また、モバイルバッテリーは丁寧に取り扱うことで、発火リスクを抑えることが可能です!