プログラミング教育とは?

プログラミング教育とは、コンピュータを動かす「プログラム」を学ぶことを通じて、論理的思考力、問題解決能力、創造性などを伸ばしていこうとする教育です。

勘違いされやすいのですが、コンピューターのプログラマーになるための教育ではありません。

子どもがこれから学んでいくたくさんの知識や能力は、幼児期の遊びや生活から得られるルール・仕組みの理解や、問題が起きたときの対処の仕方、新しい発見の喜びなどがベースとなっていきます。

こうした論理的思考力、問題解決能力、創造性、などを学ぶ材料として、プログラミング教育に注目が集まっています。

論理的思考力

コンピュータなどの機械は、人間ほど柔軟ではなく融通が効きません。

シンプルに的確に指示を与えないと、思ったように動いてくれません。

プログラムを考えることで、必要な指令は何か?適正な順番はどれか?抜け漏れは無いか?など論理的に考える訓練になるのです。

こうした特徴から、プログラミング教育は論理的な思考や、物事を達成するためのプロセスを学ぶのに有効とされています。

子ども向けのプログラミング教育では、こうした仕組みを理解しやすいように工夫された玩具やツールを使って、遊びながら自然と論理的思考力を学んで身につけていきます。

問題解決能力

さて、実際やってみると思ったように動いてくれない、ということもしばしば。ここで重要なのが「なぜだろう?」と考える力です。
足りない指令は無いか?順番が違うのか?
エラーを解消していくプロセスは、子どもに集中力と粘り強さ、執着心を与えてくれます。

必ず答えがあるのがプログラミング教育の長所でもありますから、改良を加え見事に動いたときは、大きな達成感も味わえます。こうした経験が、後の人生を生きていく大きな糧となるのです。

豊かな創造性を身に着ける

プログラミング教育は子どもの創造性を高める効果も期待されています。

プログラミングを学んでいくと、用意されたプログラムをただ組むだけではなく、「より面白いプログラムをどうつくるか」「つくったプログラムをどう活用していくか」など、どんどん発展していきます。また、身近な家電や機械はどういう仕組みで動いているか、など考えるようにもなります。

子どもたちにさまざまな問いかけを投げることで、自ら考え、新しいアイディアを積極的に生み出す機会を与えることができるのです。

将来の仕事につながる可能性も

前述の通り、プログラミング教育は、将来のプログラマー養成を主目的とした教育ではありません。
しかし、プログラミング教育を通じて得られる論理的思考力、問題解決能力、創造性は、子どもの将来の可能性を広げる要素であることは間違いありません。

IT技術が発達し、人工知能(=AI)が社会の課題を解決してくれる未来が迫っています。AIが人間の職を奪ってしまうのではないか、と危ぶむ声も聞こえてきます。

しかしAIはけっして万能ではなく、社会や仕事の課題に着目しどういうプロセスでAIに答えを導き出させるか、考えるのは人間です。

プログラミングの知識そのものが将来の武器になるというより、プログラムの仕組みを知りそれをうまく活用できる人材が、これからの社会で必要とされるでしょう。

遊びの延長で楽しく学ぼう

プログラムの仕組みを学ぶプログラミング教育ですが、内容は決して理論ずくめの難しい内容ではなく、むしろ「遊びの延長」として楽しみながら学べる内容です。

幼児期に教育のベースとなる能力を磨くことで、子どもの将来の可能性は広がります。子どものプログラミング教育について、ぜひ検討されてはいかがでしょうか?